Leica ライカ製 自動追尾トータルステーション　TCA1100Lの主な特徴

ライカ製 自動追尾トータルステーション「TCA1100L」は、高精度な測角・測距機能に加えて、自動追尾（ATR：Automatic Target Recognition）機能を備えたハイエンドモデルで、一人測量や長距離測定作業の効率化に貢献するプロフェッショナル仕様のトータルステーションです。

・自動追尾機能（ATR）搭載：
プリズムを自動的に認識・追尾し続けることで、一人でも高効率な測量作業が可能。対象物が移動しても追尾を継続し、操作を最小限に抑えられます。

・高精度な測角性能（3インチクラス）：
TCA1100Lは高精度な角度測定を可能にし、構造物の位置出しや高精度な基準点観測にも対応します。

・長距離測距対応（プリズム使用時 最大3,000m以上）：
標準プリズム使用で広範囲の測定が可能。測距精度は±(2mm＋2ppm)で、安定した測定結果が得られます。

・ノンプリズム測距機能は非搭載：
本モデルは反射プリズム使用を前提とした設計で、精度と追尾性能に特化しています。

・視認性の高いディスプレイと操作性：
モノクロ液晶ディスプレイを搭載し、日本語表示に対応。わかりやすいメニュー構成で直感的な操作が可能です。

・基本測量プログラムを内蔵：
座標測定、杭打ち、逆打ち、放射測定などの主要な測量作業に対応するプログラムを標準搭載。

・防塵・防水性能（IP54～IP65相当）：
屋外での使用に適した堅牢な設計で、雨天や粉塵環境でも安心して使用可能です。

・優れた追尾精度と耐環境性能：
長時間の使用や変化の多い現場環境下でも高い追尾精度を保ち、安定した作業が行えます。

・データ通信に対応（RS-232Cなど）：
パソコンやデータコレクタとの連携が可能で、観測データの保存や管理、解析もスムーズに行えます。


TCA1100Lは、精度・効率・耐久性を兼ね備えた自動追尾式トータルステーションとして、一人測量や連続測定が求められる高度な測量業務に最適な一台です。

トータルステーション 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
測量機器以外についてもパシオリユースでは専門性の高いスタッフが多数在籍しています。
トータルステーションの売却ををご検討の際はまずはお気軽にお問い合わせください。

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